25.12.2021整形靴職人プログラム2025
医療目的の整形靴と中敷きはドイツでは広く受け入れられており、姿勢を正したり、腰痛を防いだりするために、人によっては整形靴や中敷きを早い段階から使っています。また、スポーツの世界でもこれらの技術が積極的に用いられています。ハンディキャップのある人向けの整形靴は技術面だけではなく、見た目も大きく改善されてきました。整形靴は着用者のライフスタイルに合ったものであるべきで、ドイツの整形靴職人たちはできる限りおしゃれでモダンな靴を作ろうとしています。通常、ひとりの整形靴職人がひとりの顧客(患者)を担当します。
整形靴は足に問題を抱えている顧客(患者)をサポートし、様々な問題を防ぐために一つ一つ手作りされるものです。ドイツでの整形靴の製作は、整形外科医、健康保険団体、顧客、そして整形靴職人が密接に連携して行われます。中でも、整形靴職人は顧客に応じたベストな解決方法を見つけるために、全ての関係者とコミュニケーションを取らなくてはいけない重要な役割を果たします。目指しているのは、顧客の足の健康なのです。成長過程の子供、アスリート、糖尿病を抱えた高齢者など、顧客は多岐にわたるため、整形靴職人は、一人ひとりに合わせて柔軟にアプローチしながら、最善な方法を見つけなくてはいけません。
ドイツでは整形靴職人の技をデュアルシステム(学校と企業)で学ぶことができます。学校では基礎や必要な技術を学び、企業(訓練先)ではマイスター(親方)と働きながら学んだ技術を実際に、どのようにして患者一人ひとりに合わせて使っていくのかを学びます。
整形靴の本場ドイツで、整形靴職人としての訓練をスタートして、マイスターがどのようにして一人ひとりの患者の足の問題をケアしていくのかを学んでいきましょう!
この動画では、整形靴を製造する手順、研修生としてどういった仕事を任せられているのか、また、顧客からどのような要望が多いかなどもお話しいただいています。
この動画では、研修生がマイスターから指導を受けている様子がご覧になれます。
ドイツで仕事をしながら、国家資格「整形靴ゲゼレ」取得を目指すプログラム:
応募資格と選考
参加ご希望の方は 履歴書、応募理由 (600字以内)、自己PR、写真 (添付ファイル可)をメールまたは郵便にてお送りください。また採用数にも限りがございますので、できるだけ早めのご応募をおすすめしております。
皆さまからのご応募をお待ちしています!
2025年職人プログラムに関して応募締め切り:2024年12月01日
Email: info@nges.de